about
Baby, Kids & Junior Rolfing

about

Baby
Rolfing®

1-3 years old

ベビー
ロルフィング

体幹部が発達して“お座りの姿勢”を保てるようになると、いよいよ二足歩行の開始です。この時期のBabyは、個人差が大きく反映していますが、基本的な身体機能はそれぞれに日々着々と成長しています。
小さな時期だからこそ姿勢や歩行に関わるシステムへの施術をスタートすることは、目にはっきり見えない小さな不自由をとりのぞき、より健やかな発達を支えるための良い機会となります。
保護者の見守りのもと、20~30分ほどの素肌への軽い施術(オムツ着用)

about

Kids
Rolfing®

4-12 years old

キッズ
ロルフィング

小児科が一般内科とは異なるのは、様々な機能が“子供特有”な存在だからです。
身体の成長は伸びやかに現れる反面、その中に潜む“歪”も全体に拡張していきます。この頃の子供たちは、自分の体で起こっている事を言葉にすることが難しく、そのため表面的な症状への対処療法に、保護者が奔走される例が多くあります。

キッズ・ロルフィングは、子供の成長に合わせて発達する運動機能や諸器官に、各段階に合わせたよりよい統合を目的とし、心身の伸びやかな成長を助けることを目指します。
4歳から小学3年生までの子供たちは、施述後に“歪”のとれた身体感覚や姿勢の変化を確実に体感して、飛び跳ねる、自分を鏡に映して喜ぶなど、とても嬉しそうな表現をします。
ところが小学校高学年ごろになると、施術後の身体感覚の変化を“違和感”として感じ始めます。これは既に自我が目覚め、自分という身体感覚を固定し始めているためで、この頃には自我に象徴される姿勢を獲得しています。主にこの時期の身体感覚や姿勢が原型となって第二次性徴期に急激に拡張します。そのため“よい原因”へのシフトが望まれます。
保護者見守りのもと、素肌への約40~60分の施術(男女ともに下着を着用)

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Junior
Rolfing®

13-18 years old

ジュニア
ロルフィング

18歳までは生物的に未完成であるといわれますが、この期間は第二次性徴に伴う構造と機能の変化が急激に行われます。同時に、肉体変化に伴うメンタルの変化を自己統合していく難しさも際立ちます。
この期間は、急激な成長を原因とする“筋膜組織の不均質”が際立つ期間であり、この不均質が成長の中で拡大されることで、構造的・機能的な不具合の原因となります。たとえば、運動中のケガ、姿勢を原因とする筋疲労や視力の問題、生理痛などの問題です。
そうした問題は、個々バラバラな問題ではなく、Rolfing basic10により身体統合のバランスを整えることで、確実に改善する可能性があります。

第二次性徴が確実に進むこの期間は、男女ともに心身バランスを手助けするためにRolfingが役立ちます。また、クラブ活動などのパフォーマンス向上を促したり、成長に伴う肉体的な問題をより自然なプロセスで改善するために役立ちます。
保護者同伴で初回約30分のカウンセリングを行い、約90分のセッションは本人のみで行います(本人の希望があれば保護者同席可)。中学生はセッション後のインタビュー約10分に保護者のご参加をお願いいたします。

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Junior
Rolfing®
for Girl
with
Scoliosis

側湾症への
アドバンスド
ロルフィング

中・高生の少女たちに特有な“第二次性徴に伴う側湾症”に対応するためのAdvanced Rolfingです。
小学児童の側湾症の傾向性は症状としてあまり大きく表面化していませんが、第二次性徴に伴って急激に構造的側湾を現してきます。こうしたケースでは、側湾を原因とする身体感覚の麻痺傾向があり、実際の側湾状態をあまり気にしていないことがあります。学校での検診などによって側湾症と判断され、手術を促される場合が多くあるようです。現在の側湾手術は、背骨に沿って多数の金属板を固定していく方法が主流で、術後の痛みや苦しみが伴うことが報告されています。

Advanced Rolfingでもクライアントが痛みや苦しみを感じる期間がありますが、それは側湾の原因が改善されることで“麻痺していた感覚が復活してくるプロセス”が一時的な痛みや苦しみとして感じられますが、改善が進むにつれて徐々に薄らいでいきます。そのプロセスの到達点は、手術とは異なり、体にメスを入れることなく“自分本来の体で日常生活をすごすこと”です。
施術の期間や回数は不定ですが、主に8回/年で4~6年を提案しています。Rolfingとともに歩んでくださるクライアントとご両親の忍耐とご理解によって、側弯改善へのプロセスが進んでいくことを実感し感謝しております。