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RolfingはDr.アイダ.P.ロルフによって生み出されたオリジナルの手技で、その有効性を科学的に認められている。身体のRestructuring(再構造)システムであると共に、Movement教育(動きのパターン化の再教育)システムです。 Rolfingは身体の部位(例えば足、胴、腕など)を、長年気付かずに陥っている、きつい緊張や収縮のパターンから開放して、それらの部位が重力に適応するようにre-align(配置を調整すること)するよう促します。その結果、身体は固有のバランスを取り戻すのです。人体に影響を及ぼす外的な力の中で、重力は最も強く人体に作用しています。身体が重力に対してMisalignment(調整不良)を起こすと、慢性の強い緊張が生じて、生命体としての活力を低下させ、肉体的にも精神的にもその機能を十分に果たすことができなくなるのです。Rolfing後の身体は、重力に対して、より少ない生命エネルギーの消費で、よりよいバランスをとることができます。この生命エネルギー効率の向上は、しばしばより高いレベルの敏活さや活力をもたらすことになります。こうして動作が容易になるばかりでなく、統合的な個人の機能が好転していきます。そのため、腰や頚部の痛みを持つ人達はもちろんですが、他に 自らのパフォーマンスの向上・印象や外観の向上・潜在的能力の顕現化への成長を向上させるために、人々はRolfingを受けているのです。RolfingはFitness(適応性)とWholeness(全体性)の両面に対して、大きく効果を示します。こうしてRolfingを体験した人々は、以前より多くのSurety(自信)とGrace(美質)をもって存在し活動するようになるのです。

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体のそれぞれの部位をAlign(調整)するために、Rolfing では10セッションを通して身体の“柔結合組織ネットワーク”に体系的に働きかけます。この“柔結合組織ネットワーク”は筋膜システムとして知られていますが、実は、身体の“構造器官”というべきものです。なぜなら、身体を構成する 胃、筋肉、内臓、柔組織、神経など、全ての器官はこの膜組織で包まれてサポートされていますし、さらに そのひとつひとつ膜の繊維は途切れることがなく隣接する膜に織り込まれるように続いていて、最終的には全身を包むボディースーツ状の膜へ至る、ひとつの大きなつながりなのです。それはまるでクモの巣のように体内に張り巡らされていて、“スパイダーウェブ”と呼ばれたりするのです。さらに、個々の骨をあるべき位置を安定させ、筋肉の収縮の方向や動きの方向を決定し、人体という形を作り出しているのも、この膜システムです。Rolfingのもうひとつの名称であるStructural IntegrationはStructural(膜構造システムに働きかけ)、Integration(重力という環境下に最適な再統合)を行うことです。 例えば、人体は地球重力環境の下に直立しています。これは膜のSheath(鞘)状のネットワークの中で、一対の筋肉グループの機能によって保たれているのです。この一対の筋肉は、普通アンタゴニスト(拮抗作用)の関係として機能します。このアンタゴニストとは一対の筋肉の一方が収縮するとき、もう一方が伸展するという関係です。このようなアンタゴニスト筋郡が常に適切なバランスを維持するために働いて直立しているのです。ところが、もし対の一方が怪我や慢性の緊縮によって十分な機能ができなくなると、それに合わせるために膜は畏縮していくのです。すると、全体のバランスを維持するためにそのマイナス部分に対応する筋群が補償作用を生じなくてはならないのです。Rolfingのワークは、このようにして畏縮してしまった膜組織を解放し、筋肉を元のバランス関係に戻れるようにすることで、マイナスの補償作用から開放するのです。そして、筋膜系が本来の構成を取り戻す時、重力の下向きの力は、身体を支えリフトする上向きの力となって働き、人体の各部位をAlign(調整)していくのです。

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Rolfingは主に身体の構造的な変化に関わっていますが、人体におけるあらゆる変化はWhole Person(全人間存在)に関わっていると確信しています。つまり、人間という存在は、肉体(身体的構造)、行動、感情、心的態度(気持ちの持ち方)などの多くの面から成り立ち、そして、それぞれが他の全てと関わりあっているのです。Rolfingの体験者は彼らの人生観や感情の変化への対処能力がよい方向(Positive)へ変化を示したと報告しています。

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初回カウンセリングを含めて10回で構成された筋膜へのシリーズ・ワークです。身体的な不調の調節はもちろん、より高いパフォーマンスを目指す方にもお勧めいたします。

基本的なRolfingシリーズは、以下の10セッションで構成されています。
# 1  骨盤と呼吸の自由化
# 2  サポートの基盤と地面への適応
# 3  前後の関係性と呼吸の3次元的広がり
# 4  骨盤底の自由化とコアサポート
# 5  内臓空間のバランスと固有の歩行
# 6  骨盤の水平化とコアの広がりとムーブメント
# 7  体幹と頚部の調和とラインの出現
# 8  関節と組織を通過する全ての垂直・水平と自身への回帰
# 9  関節を通過するバランスとムーブメント
#10  構造の適合と時・空間におけるダイナミックライン
(Pedro Prado  2004 参考)

Rolferは柔組織にだけワークするのではなく、呼吸のリズムや他の様々な身体の反応に対して働きかけます。シリーズはひとつのセッションの結果を受け次のセッションを積み重ねるように構築していきます。

1セッションは、60~90分です。セッションごとの間隔は1~2週間が理想とされます。ただし、#1~#3、#4~#7、#8~#10の3つのパートに分け、多少の日数を設けることは可能です。